山野草 キンポウゲ科 ブログトップ

レッド ベインベリー -Red Baneberry- [山野草 キンポウゲ科]

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春に森のなかでも比較的日陰の湿ったところで
白い小さな花を固まりで咲かしています。
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そして夏も終わりに近づく頃に綺麗な赤い実をつけます。
しかし場合によっては白い実を付けることがあるようです。
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これがそうですが、学名はActaea rubraで、赤い実も白い実も調べた限り
同じなようです。

Red Baneberryの名前の由来はアングロサクソンの言葉より
”人殺し”とか”破壊者”とか物騒な意味からきています。
というのもこの綺麗な赤い実も白い実も かなりの猛毒だそうです。
やはりキンポウゲ科だけあって 実だけでなく花はもちろん
茎や葉や根まで毒だそうです。

誤食すると激しい胃腸炎とともに呼吸器不全に陥り、
摂取量が多い場合は死に至るそうです。

しかしながら先住民族はそういった毒草を加工することで
薬草に変えてしまう能力を持っているようです。
多くは根の部分を利用するそうで
たとえば根の部分を湯で沸騰させ、その液体を風邪や喉の痛みを
和らげる薬として利用したりするそうです。
また同じように根の部分から作ったティーを飲むことで
梅毒やリューマチにも効くとも言われるし、
母親の母乳の出を促進したりとありとあらゆる面で使われてます。

しかしその本来の毒の強さから、服用には十分な経験を
必要としているそうです。





メドウ ルー -Western meadow rue- [山野草 キンポウゲ科]

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英語でWestern meadow rueと呼ばれているrueです。
rueというのは植物学的にヘンルーダという香草のようなものを言ったり
植物の持つ苦い味とかそんな意味だそうです。
近種にVeiny meadow rueというのも北米に自生してます。
株は雄花株と雌花株に分かれています。
どちらもとても小さな花で雌花の蕊が少し大きくて花弁がないです。
写真のは白い花弁があるので雄花だと思います。

先住民族たちの多くは種の部分を香水として加工したり、
アロマ的な芳香剤としても使ったりするそうです。






白いキンバイソウ -White Globeflower- [山野草 キンポウゲ科]

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こいつも葉っぱがトリカブトと似たような形をしています。
キンポウゲ科のWhite Globeflowerです。
またはWhite American Globeflowerです。
キンバイソウってのは黄色いもんなんですが、
同じ仲間のものはカナダでは白いです。

少し地面の湿っている亜高山帯または高山帯で見られます。
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白くてカワイイ花ですが、一部は花びらの先や外側がピンク色に
変わる個体もあります。





ウエスタン アネモネ -Western Anemone- [山野草 キンポウゲ科]

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Western Anemone ウエスタンアネモネです。
アネモネって聞くとカナダアネモネを連想させますが、実際はプレーリークロッカスに似ています。
特徴は本当にそのままプレーリークロッカスの花びらを白色にさせたようです。
茎の部分が毛だらけになってるのは、アルパインおよびサブアルパインに
自生するのに自らを保温するためのものだと言われています。





キバナオダマキ -Yellow columbine- [山野草 キンポウゲ科]

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オダマキの仲間です。多分キバナオダマキだと思います。
キバナヤマオダマキかもしれません。

ボクはいまだに青いオダマキを見ていないです。
そっちも見たいな~。
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アネモネ -Canada Anemone- [山野草 キンポウゲ科]

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カナダアネモネです。
葉っぱの形がなんとなくトリカブトに似てますね。
どちらもキンポウゲ科なんで当然です。
で、このアネモネも花も葉も茎も根もすべて毒だそうです。

多分食べる人なんていないと思いますが。
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アルパイン ブルー クレマチス -Blue clematis- [山野草 キンポウゲ科]

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山の斜面の日陰にクレマチスが咲き出しました。
きれいな青色をしていますが、
山の中では群生していない限り
意外に目立たないです。
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