レッド ベインベリー -Red Baneberry- [山野草 キンポウゲ科]

IMG_0408.jpg
春に森のなかでも比較的日陰の湿ったところで
白い小さな花を固まりで咲かしています。
IMG_2087.jpg
そして夏も終わりに近づく頃に綺麗な赤い実をつけます。
しかし場合によっては白い実を付けることがあるようです。
IMG_2045.jpg
これがそうですが、学名はActaea rubraで、赤い実も白い実も調べた限り
同じなようです。

Red Baneberryの名前の由来はアングロサクソンの言葉より
”人殺し”とか”破壊者”とか物騒な意味からきています。
というのもこの綺麗な赤い実も白い実も かなりの猛毒だそうです。
やはりキンポウゲ科だけあって 実だけでなく花はもちろん
茎や葉や根まで毒だそうです。

誤食すると激しい胃腸炎とともに呼吸器不全に陥り、
摂取量が多い場合は死に至るそうです。

しかしながら先住民族はそういった毒草を加工することで
薬草に変えてしまう能力を持っているようです。
多くは根の部分を利用するそうで
たとえば根の部分を湯で沸騰させ、その液体を風邪や喉の痛みを
和らげる薬として利用したりするそうです。
また同じように根の部分から作ったティーを飲むことで
梅毒やリューマチにも効くとも言われるし、
母親の母乳の出を促進したりとありとあらゆる面で使われてます。

しかしその本来の毒の強さから、服用には十分な経験を
必要としているそうです。





nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。