カナダの蝉 Platypedia [その他]

カナダに何十年も住んでて、蝉がいるのは聞いていたけど、
今回初めて見つけました。
DSCF0741.jpg
とにかく小さくてニイニイゼミとかヒグラシよりもまだ少し小さいくらいな
とてもマイクロな蝉でした。

カナダには主に東部と西部に分かれて十数種類の蝉が生息しているようで、
どれも似たような姿形で、しかも真剣に調べて紹介している人が
少なく、情報が入りにくいのが実状です。
自分の見つけた蝉はなんて言う名の蝉なのか?
調べても有効な答えが出てきません。

ちなみに英語で蝉はCicada(シケーダ)と言い、その種はさらに細分化します。
カナダの生息する多くの蝉の学名にOkanaganaという種があります。
おそらくそいつの仲間だろうと思っていましたが、鳴き声がOkanaganaのそれと
大きく異なってました。
基本的にカナダの蝉の鳴き声は日本の種のようにデカい声で自分の種類の名を
連呼するやつ(みぃ〜んみぃ〜ん)みたいなやつはいません。
どちらかというとバッタとか近いようなチッチッチチチ〜とかジジジジジ〜とか
とにかくボリューム小さめで地味に泣いてる奴がおおいです。

今回見つけた奴もOkanaganaっぽい鳴き方とは少し違う、
なにかキツツキの小さいバージョン的というか水の垂れてるツツツトトト〜的な
なんか蝉っぽくない鳴き方でした。
断定は出来ませんがOkanaganaとは近縁のPlatypediaという
種類ではないかと思っています。
というのもこのPlatypediaという種は鳴き方が他と違う理由に
羽根を擦り合わせるような振動によって音を発生しているようです。
初めて発見した際もその振動による鳴き声を確認していたので、
それを頼りに種の断定に近づけました。
結論的にそれが合ってるかどうか分かりませんが、Platypediaだと思います。

日本の蝉を知ってる人がカナダの蝉を見たとき、多くの人がそのサイズと鳴き声の
違いに戸惑いますが、初めて見つけた自分にはちょっとした感動がありました。




nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

ウエスタン ウッド リリー -Weste..|- ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。